動物にとって大切な健康診断
動物は具合が悪くても言葉にすることはありません。本能的に自分の具合が悪いことを隠して我慢してしまうこともあります。
そのため、気づいた時には重症化しており、対処の方法も限定されるというケースが少なくありません。
当院で定期検診を受けていただければ、異変を早期に発見して軽症のうちに治療できる可能性が上がります。また、それぞれのペット特有の注意点もお話しできますので、ぜひ健康診断にお越しください。
動物は具合が悪くても言葉にすることはありません。本能的に自分の具合が悪いことを隠して我慢してしまうこともあります。
そのため、気づいた時には重症化しており、対処の方法も限定されるというケースが少なくありません。
当院で定期検診を受けていただければ、異変を早期に発見して軽症のうちに治療できる可能性が上がります。また、それぞれのペット特有の注意点もお話しできますので、ぜひ健康診断にお越しください。
肝機能や腎機能検査・ホルモン検査など
※検査内容の都合上、結果が出るのに数日を要することがあります
骨・心臓病・関節疾患・お腹の臓器の異常など
消化管の動きや異常、腫瘍の発見や心機能などの検査
不整脈の有無の診断など
糖尿病・腎不全の発見や、膀胱炎・膀胱結石の診断
腸内細菌のバランスの異常、寄生虫などの検出
涙量検査、眼圧検査など
目の中の水晶体という部位が白く濁る疾患です。年齢が上がるほど発症しやすくなりますが、糖尿病の合併症として起こることもあります。初期なら目薬で進行を遅くできることもあります。
僧房弁閉鎖不全症は、高齢の犬によくみられる心臓疾患です。マルチーズやチワワ、キャバリアなどに多く、運動を嫌がるようになったり咳が出たりします。また、肺水腫や失神も起こります。
高齢化して軟骨が弱くなったことで起こりやすい、気管の軟骨がつぶれる病気です。ヨークシャーテリアやチワワ、ポメラニアンに多く見られ、ガーガーと特徴的な咳がみられます。
歯周病は3歳以上の犬であれば80%以上、猫であれば70%以上が罹患していると言われています。歯周病は細菌によって起こる炎症で、悪化するとあごの骨が弱くなり、折れてしまう場合もあります。
胆のうから出る胆汁という液体の粘度が上がって流れにくくなります。初期は症状が見られないことが多いですが、悪化すると食欲不振や嘔吐が見られます。エコー検査や血液検査で確認が可能です。
猫に多く見られる病気です。腎臓の機能が低下することにより、毒素の排出が上手くいかず、多飲多尿や食欲不振、嘔吐などの症状がみられます。腎臓の機能を治すことはできないため、早期発見、早期治療が重要です。
細菌に感染することで子宮に膿がたまる病気です。早い段階で手術をすれば完治できますが、悪化すると腹膜炎を起こすこともあり、死亡することもある危険な病気です。
去勢していない雄犬に見られる病気で、年齢が上がると前立腺が肥大化し、便が出にくくなったり血尿が出たりします。レントゲンやエコーでの診断が可能です。
突然痙攣を起こす病気で、発作が繰り返し起こることがあります。
腫瘍は年齢が上がるほど出来やすくなり、皮膚や肺、消化器など様々な場所に発生します。体表に出来るものは毎日触ることにより、内臓にできるものはエコーやレントゲンで診断可能です。若いうちに避妊をすれば発生率が著しく下がるといわれています。
健康診断の注意事項