深井動物病院

  • 0722799508

  • 診療時間/9:00~12:00 17:00~20:00
    休診日/土曜午後・日曜・祝日

避妊・去勢手術

動物のことが
大切だからこそ手術を

去勢や避妊は望まない妊娠や出産および繁殖を防ぐことも目的ですが、近年は病気の予防が第一となっています。去勢を行うことで、会陰ヘルニアや精巣腫瘍、前立腺疾患などの病気を予防できますし、避妊手術は子宮蓄膿症や乳腺腫瘍の防止になります。
健康な状態にある動物に対して去勢や避妊を行うことに抵抗感を持つ方もいらっしゃいますが、当院としては去勢や避妊を無理におすすめすることはなく、飼い主様の思いを尊重しています。
去勢や避妊は手術を伴うので、当院としては事前の準備をしっかり行い、手術によるリスクをできるだけ小さくすることを重視しています。そのため完全予約制としていることをご理解ください。

避妊・去勢手術で
得られる効果

避妊手術(メス)

  • 望まない妊娠を予防できる。
  • 子宮や乳腺、卵巣の病気にかかるリスクを低減できる。
  • 犬の場合、発情時に見られる出血をなくせる。
  • 猫の場合、発情時の通常と異なって激しく鳴く行動を予防できる。

去勢手術(オス)

  • 前立腺や精巣の病気を予防できる。
  • テリトリー意識が抑えられて、性格もおとなしくなる。
  • 尿によるスプレー行動やマーキングを減らすことができる場合がある。

避妊・去勢手術を受けるのに
適した時期

子犬や子猫の場合

去勢や避妊の手術は生後6~7ヶ月頃から可能です。初回の発情は生後8ヶ月目以降から現れるため、それ以前に手術を行うことで、オスの場合は、スプレー行動やマーキングなどを抑え、メスの場合は、乳腺腫瘍のリスクを下げることが可能です。

成犬や成猫の場合

成長後に去勢や避妊を行うこともできます。ただしメスは発情期に手術を行うと出血が多く、身体の負担になるので時期を選びましょう。また、年齢が上がるほど手術のリスクが上がりますので、早めの手術をおすすめします。

避妊・去勢手術の流れ

  • Step01
    手術前日

    手術の際は、当日午前0時以降は食事をお控えください。また、朝からは水も控えていただくようお願いします。

  • Step02
    ご来院

    手術は午前中に行います。時間に余裕をもってお越しください。

  • Step03
    術前検査

    手術前にリスク回避のための検査を行う場合があります。状況によっては手術を延期したり、検査によって見つかった疾患の治療を優先することもあります。

  • Step04
    麻酔

    去勢・避妊の手術は麻酔を伴います。当院は麻酔によるリスクを最小化するために、心電図などでモニタリングしながら手術を進め、動物の安全を守ります。

  • Step05
    鎮痛

    手術の前には鎮痛剤を投与し、傷みを軽減するように心がけています。また、術後にも疼痛緩和のケアを行っています。

  • Step06
    手術

    避妊手術は子宮と卵巣を摘出するものと、卵巣のみを摘出するものとに分けることができます。
    当院では子宮の病気を抑えることを目的として、子宮と卵巣を全摘出する避妊手術を行っています。
    去勢手術でも左右二つの精巣を摘出しますが、精巣の位置が本来の位置にないケースもあり、その場合は腹部を切開して摘出することもあります。
    当院は手術の際に動物に与えるダメージをできるだけ少なくすることを心がけ、超音波メスを使用しています。一般的なメスで切開するより出血が少なく、手術も素早く行うことができます。また、縫合糸を体内に残すこともなくせるメリットもあります。

  • Step07
    お迎え

    あらかじめ終了時間はお知らせしますので、お迎えをお願いします。

  • Step08
    抜糸

    手術終了日から10日後を目安に抜糸を行いますが、埋没縫合した場合は抜糸不要です。

避妊・去勢手術後の注意点

退院当日の注意点

  • 食事は少量を意識し、少しずつにしてください。
  • 運動は避け、温かくし安静にしてください。

以下のような場合はご相談ください

  • 帰宅後も出血がひどい場合や痛みが激しい場合。
  • 食事が全くとれないような場合。
  • 明らかな体調不良がみられる場合。

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