深井動物病院

  • 0722799508

  • 診療時間/9:00~12:00 17:00~20:00
    休診日/土曜午後・日曜・祝日

一般診療

飼い主様のご不安が
少しでも軽くなるように

近年、ペットの寿命は延びる傾向にあり、それに伴って心臓の疾患や癌なども増えています。また、動物に向けた医療の進歩も目覚ましく、提供できる治療の選択肢も多く提示できるようになりました。当院としては医療の専門職として動物と飼い主様にとって良いと思える方法をできるだけ多く提示し、話し合いながら決定していくことを大切にしています。
治癒が難しい疾患もありますが、飼い主様の負担や不安を少なくしつつ、できるだけ動物の痛みを緩和できるように診療に取り組みます。
できるだけわかりやすい説明を心がけていますので、わからないことや不安なことがあれば何でもお気軽にお尋ねください。

内科診療

当院は動物に向けた内科診療全般を行っています。内科の診療では、手術などの外科的処置をせずに、投薬などで身体の不調を改善していきます。
人間に向けた医療であれば、内科の中にも循環器の分野や消化器の分野などに細分化されます。しかし、動物の場合は人間のように細かいコミュニケーションが取れないので、内科という入り口で受け入れて、症状や状況を見ながら総合的に原因を見極めていく必要があります。

内科診療の流れ

  • Step01
    問診

    動物を診療する場合、動物自身からは聞き取りはできません。そのため、飼い主様が問診票に書き込まれる情報は非常に重要です。日常と違う点など、お気づきのことがあれば何でもお知らせください。

  • Step02
    身体検査

    体温や心拍数、体重などを測定するだけでなく、症状や状態に関連しそうな部位を細かく確認していきます。肺の音や呼吸の状態を診ることもありますし、必要に応じて皮膚の状態や粘膜の状態などもチェックします。

  • Step03
    臨床検査

    問診の内容と身体検査の状況から該当する病気を絞り込み、必要な検査を追加していきます。検査としてはレントゲン写真の撮影や血液検査、エコーや尿検査などが代表的です。さらに高度な検査が必要であれば、検査を専門とする機関を紹介することもできます。

  • Step04
    診断と治療のご説明

    収集した情報から診断を行い、治療の選択肢を含めて飼い主様にていねいに説明します。質問があれば遠慮なくお尋ねください。

  • Step05
    治療

    飼い主様と決定した方針に基づいて治療を開始します。臨床検査や点滴などを必要とする場合は入院していただき、治療していきます。入院が必要ない場合は、内服薬を処方して御自宅で静養していただきながら、定期的に通院していただくことになります。

外科診療

当院は外科的治療も得意としています。
外科の治療ではけがの治療やできものの切除、避妊や去勢手術などがあります。
動物は痛みがあることで状態が悪化するので、手術に際しては、麻酔の方法も含めてできる限り痛みを感じさせないように配慮します。また、治療後の回復の速さにも気を配り、少しでも動物の負担が無いようにしていきます。

外科手術の流れ

  • Step01
    外科での適応が妥当かの診断

    外科とは治療法の一つに過ぎません。まず、今抱えている問題が外科適応なのか、内科でも対処可能なのかを判断します。
    また、悪性腫瘍が多くの場所に転移していて治癒が困難と思われる場合などには、緩和ケアの一つとして外科的治療を選択することもあります。
    さらに、どの場合も飼い主様と相談しながら手段を選んでいきますので、ご意見は遠慮なくお話しください。

  • Step02
    ペットの現在の状態を把握

    外科的治療では麻酔の処置がつきものです。動物の治療には、全身麻酔を選択することが多く、そのたびにリスクが発生します。当院では、リスクを最小化するために事前の検査を徹底します。

  • Step03
    外科手術

    当院は痛みの少なさと回復の速さを重視しています。そのため手術に際して、例えば超音波メスを使用することで、縫合糸をなくし出血も少ない方法を選ぶようにしています。

  • Step04
    手術の後の管理

    外科的処置の後には、それぞれの状態にあった栄養補給と疼痛管理(痛みの緩和)が必要です。動物の状態によってはチューブから栄養補給をすることもありますし、痛みの程度に合わせ、複数の鎮痛薬を用いて痛みの程度に合わせた疼痛コントロールを実施しています。
    当院はできるだけ動物の身体に負担が少なく、早い回復につながる方法を優先しています。

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